ゲイが出会い系サイトで理想のパートナーに巡り合った体験談

ゲイが出会いを求めるのは難しい。

LGBTへの理解が深まり始め、同性愛者をサポートする動きが各所で見られ始めても尚、この現実は変わりません。

しかし、難しいは、不可能という意味ではありません。

今回は現役のゲイであり、幸運なことに出会い系サイトで最愛の相手と巡り合えた私が、いかにして彼と出会ったのか、その体験談をお話したいと思います。

色々と参考になる部分もあるかと思いますので、出会いを求めているそこのあなた、そしてゲイだからと出会いを諦めかけているそこのあなた、ぜひ最後までお読みください。

パートナーの欲しいゲイが出会い系サイトを選んだ理由

私がゲイのパートナーを探す場所として出会い系サイトを選んだのには、3つの理由があります。

まずひとつ目は、「有料である」ということ。

一般的にお金が掛かるというのは敬遠される材料になりがちですが、出会い系サイトに限って言えば、それはむしろ好材料となります。

有料=真剣に出会いを求める人しか集まらない

つまり、冷やかしなどの入る余地を限りなくゼロにすることができるのです。

無料で利用できるマッチングアプリもありますが、個人的にはあまりオススメしません。気軽な出会いならともかく、恋人などの真面目な出会いを求めるゲイにとって、マッチングアプリは敷居が低すぎるのです。

もちろん有料のマッチングアプリもありますが、そちらはそちらで婚活や恋活など、異性同士のマッチングを前面に押し出して使い辛かったりします。

ふたつ目の理由は「会員数が多い」。

ハッピーメール利用画面①
ハッピーメール利用画面②

例えば私が今回利用したハッピーメールは、累計会員数2000万人以上と業界でも断トツに多く、ゲイを初め同性愛者のユーザーも多数在籍しています。

このように同性愛専用の掲示板が用意されているのも嬉しいところ。LGBT関連の取り組みに関しては、マッチングアプリよりも出会い系サイトの方が数歩先を行っているのが現状です。

見て分かる通り、書き込みもなかなか多く、需要の高さが伺えます。

そして最後、みっつ目の理由は「完全匿名で利用できる」。

それはマッチングアプリも同じでしょ、と思ったかもしれませんが、マッチングアプリは顔出しが大前提。それはゲイでも例外ではありません。私のようにカミングアウトできていないゲイにとって、顔出しは今後の人生を脅かしかねない行為、迂闊にはできません。

その点、出会い系サイトは顔写真を登録していないユーザーも多く、完全な匿名の形で交流することができます。

出会い系サイトは私のように、リアルでなかなか行動できない人でも出会いを求めることのできる場所。ぜひお試しすることをオススメします。

ゲイの私が最愛のパートナーと巡り合った体験談

ここからは私が最愛のパートナーと出会った時の体験談をお話しします。

ハッピーメールアダルトジャンル

彼、34歳のタクミと知り合ったのは上述した出会い系サイトのハッピーメールでした。掲示板に書き込みをしながら、同じくゲイの男性にメールを送る過程で、知り合いました。

ハッピーメールではこのように、プロフ検索の「興味あること」という項目に「同性愛」があり、それにチェックを入れることで、ゲイの男性をピンポイントで探すことができます。

タクミも私と同じく、周囲にはゲイと暴露しておらず、それもあってハッピーメールに登録したとのことでした。

残念ながら彼の住んでいる場所は遠く、気軽に出会える距離ではありませんでしたが、それはそれできちんとお互いの内面を知ることができたので良かったと今では思っています。

「知り合ってすぐに会ってたら俺たち絶対付き合ってなかったよね」

とは度々交わす話題で、というのもお互い顔はあまり好みじゃないんです(笑)。

写メを交換したのも、知り合ってから1ヶ月くらい経つくらいで、その頃にはもうお互い相性の良さは分かり切っていたので、顔の良し悪しはあまり気になりませんでした。

「今度の連休、時間作って会ってみない?」

そう提案してくれたのはタクミの方、知り合ってから3ヶ月を数える時でした。

私たちはお互い住んでいる場所の中間地点で落ち合うことにしました。そして当日、待ち合わせ場所は某繁華街の駅まで、そこには人がたくさんいました。

ちゃんと会えるだろうか

思わず不安になった私ですが、不思議と人混みの中でもタクミを簡単に見つけることができました。そんなに目立つ風貌ではないのですが、本当に不思議なことです。

私たちはその日、思い切りデートを楽しみました。普通の恋人たちがするようなデート。傍から見れば、それはただの男2人組が遊び歩いているようにしか見えなかったかもしれませんが、私たちにとってはれっきとしたデートでした。

「いっしょにサイトやめちゃうか」

夜、小洒落たバーでそう提案したのは、やっぱりタクミでした。

「いいのか?」
「もう必要ないだろ」
「……だな。分かった」

そして私たちはその場でハッピーメールをやめ、半年経った今でも、やめたままです。

出会い系なんて、と思っていた時期が私にもありました。でも今では感謝しています。普通に生活していたら、絶対に知り合えませんでしたからね。

たまにケンカもしますけど、それも楽しみながら、彼との日々を過ごしています。

理想のゲイパートナーが欲しいなら断然ハッピーメール

ある意味、私たちゲイは幸運です。なにせゲイの多くがネットの出会いを利用しており、その分チャンスが多いのですから。異性愛者だと、こうはいきません。

私は今回、ハッピーメールという出会い系サイトでパートナーと知り合いましたが、実は他のサイトにも登録していました。もちろん、その中にはマッチングアプリもあります。

出会いの幅は広い方が良い。ひとつのサイトやアプリにしか登録していないゲイも、少なくありませんからね。

しかしどれが一番良かったかと言われると、やはりハッピーメールです。タクミと出会えたのもそうですが、何より会員が多く、使いやすい。

初心者にオススメのハッピーメール、まずはここから始めてみてはいかがでしょうか。